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- 2014.05.29
- 雨天時のドライブで気を付けたいこと
沖縄地方に続き、間もなく全国的に梅雨のシーズンがやって来ます。首都高速道路㈱の調査によると、雨天時は晴天時の約5倍も事故が発生しています。雨天時の夜間は特に視界が悪いため、深夜になると7倍もの事故が発生してしまうそうです。
そこで今回は、これからの時期に特に気を付けたい安全運転のポイントをご紹介します。
◆雨の降り始めはカーブの進入に注意 !
雨の降り始めには泥やほこり、油分などが路面に浮き上がってクリーム状となり、とても滑りやすくなります。カーブは十分に減速して慎重に進入しましょう。カーブ以外にも、マンホールや横断歩道の線の上は特に滑りやすいので注意しましょう。
◆車間距離は十分に !
前を走るクルマが減速したときに、晴天時の感覚でブレーキを踏むとスリップの危険性があります。また雨天時はブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離も長くなる傾向があるため、十分な車間距離をとりましょう。
◆スピードの出し過ぎに注意 !
水がたまった道路をスピードを出して走ると、タイヤと路面との間に水の膜ができて、タイヤが水の上を滑走する現象が起きます。こうなると、ハンドル操作ができなくなったりブレーキが効かなくなったりしますので、雨天時はスピードを抑えた運転を心がけましょう。
◆車線変更は慎重に !
雨天時は、ミラーが見にくいうえに雨音で周囲の音が消され、後続車に気付きにくくなります。車線変更の際は普段以上に周囲の確認を慎重にしましょう。
◆交差点付近では歩行者・自転車に注意 !
クルマのフロントガラスからの視界が悪いほか、歩行者や自転車側も傘で視界が遮られます。さらに、急ぎ足になったり、減速せずに交差点に進入する自転車も増えます。雨天時の歩行者や自転車との事故では、ぶつかるまで相手に気付かなかったという人がとても多くいます。雨天時はお互いに気付きにくい状態にあることをしっかり意識し、見えにくいと感じたら顔を動かして慎重に確認しましょう。
雨天の事故は晴天時の5倍 !
雨の日はいつもの5倍気を付けて、安全運転をお願いします。