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- 2015.04.07
- ★ポスたん・ポスみん だより 【2015年4月】
皆さんこんにちは。
4月ですね。あちらこちらで桜の花が満開で、桜のトンネルの下を歩いていると、新年度独特
の雰囲気もあいまって、なぜか気持ちがウキウキします。
ところで、日本で新年度となる月といえば、一般的には4月ですが、なぜ暦年の1月ではない
のでしょうか?
◆昔は1月でした
「会計年度」という概念はなかったものの、日本でも昔から、会計を一年で区切るという考え
方自体はあったそうです。江戸時代までは暦年どおりだったようですが、明治時代になって
から、政府機関の会計年度が旧暦10月→1月→7月と変わり、1886(明治19)年に4月~3月
制となって以来、学校や企業もこれにあわせていったそうです。
これには税金徴収の都合という事情があったようです。当時はお米による税金が大きな
位置を占めており、秋の収穫を待って現金に換えて納税されることを考えると、年度開始が
1月のままでは、予算編成が間に合わないので、ということらしいです。私も当たり前のよう
に認識していましたが、いろいろ調べてみると、なるほど~と思いました。みなさんはいかが
ですか?
◆4月は意外に少数派?
日本と同じように「4月~3月」を会計年度にしている国は、インド、パキスタン、イギリス、デン
マーク、カナダなどがありますが、お国によって様々なようです。たとえば・・・
◎1月~12月:中国、韓国、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、スイス、ロシア等
◎7月~6月:フィリピン、ノルウェー、スゥエーデン、ギリシア、オーストラリア等
◎10月~9月:タイ、ミャンマー、アメリカ合衆国、ハイチ等
いずれにしても、年度替わりは新しい環境に移る方も多いですし、気持ちを切り替えるいい
機会ではあると思います。
最後になりますが、JP共済生協は2015年度も組合員とそのご家族の安心を支える事業運
営を進めてまいりますので、引き続きのご利用よろしくお願いいたします。