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2014.11.25
共済は最悪のシナリオを想定した加入がお勧め

 現在、JP共済生協(ポストライフ)ではシニア・アドバイザー養成講座を実施しています。この目的は組合員の生涯生活全般を通じ、より理想的な各種共済商品等の加入をアドバイスできる人財を養成することにあります。すでに2期が修了し、年明けには3期生を対象とした講座がスタートします。
 そこで実際に女性組合員を対象としたセミナーで使用しているデータの一部をご紹介したいと思います。

女性の平均寿命は86歳、でも
 
日本人女性の平均寿命は年々伸び、いまや86歳を超えています。平均ですから100歳以上の長命の方がいる一方で早世される方もいます。また、長い間「寝たきり」の生活を余儀なくされている方もいます。誰もが元気で楽しく、そして「ピンコロ」を夢見ていることは言うまでもありません。
 
まず年代別女性の「入院原因トップ3」のデータからです。20歳代①自然分娩②異常分娩・流産③胃腸炎、30歳代①自然分娩②異常分娩・流産③子宮筋腫、40歳代①子宮筋腫②乳がん③異常分娩・流産、50歳代①乳がん②卵巣がん③手足の骨折の順です。
 
「かかりやすい病気ベスト5」では、20~40歳代は①帝王切開②異常分娩③子宮筋腫④子宮内膜症⑤子宮頸がん、50歳代①子宮筋腫②子宮体がん③卵巣がん④バセドウ病⑤乳がん、といった病名です。
 
最後に死因です。35歳を境に一般的にがんと言われる悪性新生物が加齢とともに36%から50%を超えトップを占めています。60歳ではなんと56.9%にもなります。35歳未満で多いのは残念ながら自殺です。そして年代を問わず交通事故などの不慮の事故が全体の10%近くを占めているのも特徴です。

過信は禁物です
 
女性の平均寿命が延びていることは事実ですが、過信は禁物です。女性も死亡し、病気にもなります。まずはご自身に、次にご家族の順で各種共済加入をお勧めします。
 
生命系の共済商品には大型生命共済きずな(傷害特約を含む)、医療共済マイガード、がん保険があります。基本的に「健康告知」が必要となりますので、若い時からの加入がお勧めです。
 
年代を問わずに多い死因が不慮の事故であるように交通事故等に備えることも大切です。とくに外務業務に携わる女性は必須です。自宅を出てから帰宅するまでの交通事故等に対応する交通災害共済がお勧めの商品です。入院・通院等に幅広く対応する商品です。交通災害共済は健康告知が必要なく、いつでも加入できる一種の「お守り商品」でもあります。

ここでアドバイス
 
縁起でもないと思われるかもしれませんが、共済加入にあたっては「最悪のシナリオ」を想定しての加入が鉄則です。ご自身が「いまがんで死亡したら」、「交通事故で死亡したら」、また、不幸にして「寝たきりになってしまったら」、「保険外適用の病気になってしまったら」子どもや家族はどのようになってしまうかを考慮した保障内容とすべきでしょう。
 
さらにお住まいの自宅が火災や自然災害などで全焼・全壊してしまった時のことも想定して火災共済・自然災害共済に適切な口数を加入しておかなければならないでしょう。
 
そして、最初は負担の少ないコース・口数からスタートして、1年間「無病息災」で無事過ごせたら、ご自身や家族へのご褒美として1ランク上のコース・増口していくことが高保障の担保とともに幸せな毎日が送れることにも繋がります。
 
こんなアドバイスをモットーとしているのがシニア・アドバイザーです。

 
                                   JP共済生協 関東地方部長 内田 三四郎

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