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2014.07.30
浮いて待て Uitemate


東北地方や北陸地方も梅雨明けし、いよいよ全国的に夏真っ盛り。
学校は夏休みに入り、海のレジャーや川遊びなどに出かける機会が増えます。
そこでご注意いただきたいのが水難事故 !
もしものときのとっさの判断が生死を分けることになりますので、ご家庭内で日頃から
「もしも」の場合について話をしておくことが重要です。

◆水難事故を起こさないために
泳ぐ前には必ず準備運動を行い、体調が悪いときは中止しましょう。
「飲酒後は水に入らない」を守りましょう。
遊泳禁止、立ち入り禁止のエリアには絶対に入らないようにしましょう。
釣りやボートなどを楽しむときは、ライフジャケットを正しく着用しましょう。
小さなお子さまから目を離さないようにしましょう。

◆浮いて待て
水難事故の7~8割が、衣服を着た状態だそうです。
このような状況で人はパニックになり、手足を大きくバタつかせ体力を消耗してしまいます。
そこで今注目なのが「浮いて待て」・・・水の中で仰向けになり、靴や衣服の浮力を活かして
助けを待つ「着衣泳(着衣水泳)」。
海外でもUitemateという日本語とともに着衣泳が定着しているそうです。

◆ラッコのポーズ
息を大きく吸い込み、肺に空気を貯めてから体の力を抜きます。
両手足を大きく広げバランスをとり、楽に呼吸ができる姿勢を保ちます。
近くにペットボトルやボールなどがあればお腹の上で抱えます。
助けて~」と叫んだり暴れたりせず、助けが来るのをじっと待ちます。

東日本大震災のときにもこの「浮いて待て」を実践し、津波から助かった人が大勢いるそう
です。

◆溺れた人を見たら
1人で飛び込んで溺れている人を助けるのは、水泳の熟達者でも危険です。
大きな声で周囲に知らせ、119番をしましょう。


日頃から耳にしていることがとっさのときに思い浮かび助けになることがあります。
もしものときは「浮いて待て」を合言葉に、楽しい夏をお過ごしください。



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