HOME > 新着情報 > ★ポスたん・ポスみん だより 【2017年2月】

新着情報

2017.02.28
★ポスたん・ポスみん だより 【2017年2月】

 


 

 

 皆さんこんにちは。

 

 東京でも春一番が吹き、少しずつ温かくなってきたなぁと思ったら、2月も今日で終わり。ご近所では梅の花が芳香を放っております。春はもうそこまでやってきているのですね。

 

 「万葉集」にも梅を題材とした歌が多数掲載されるなど、古来より愛され、また、食卓にも身近な存在といえる梅は、中国の四川省あたりが原産地と言われており、少なくとも1500年くらい前に中国から日本に伝わったとされています。

 

 当初は実を燻製にしたものを薬(烏梅)として用いていたそうで、日本最古の医学書といわれる「医心方」にもその効用について記載があるとのことです。もちろん観賞用や食用としても重宝され、江戸時代には品種改良も盛んとなり、現在ではその品種は300とも500とも言われています。梅の名所とされる場所も全国にたくさんありますから、お天気の良い休日に梅を見に行くのもいいですね。

 

 話は変わりますが、「松竹梅」という言葉があります。これは、中国から伝わった画題の一種「歳寒三友」から来ており、冬でも緑の葉を保つ松、雪の中でもまっすぐ伸びる竹、寒い中でも花を咲かせる梅の組み合わせだそうです。日本では、常緑樹の松が不老長寿に繋がるということで、おめでたいものの例えで使うことが多いかと思います。

 

 ちなみに、お寿司や鰻重等のメニューで、「特上」を「松」、「上」を「竹」、「並」を「梅」というように置き換えることがありますから、「松」が一番上みたいに思ってしまいますよね。でも、本来は、「松・竹・梅」のどれが格上とかいうことではないそうです。あくまでも三種類の植物が同列ということですね。

 

 なお、お寿司はネタの組み合わせの豪華さに違いがあったりするのかもしれませんが、鰻については、鰻の質ではなく、大きさ(量)の違いだと、ある老舗の鰻屋さんに聞きました。だからちょっと予算が・・・という時に一般的にはお安い価格設定の「梅」を頼んでも味については大丈夫(なはず)です。

 

 ああ・・・なんだかお腹が空いてきました・・・なので、今回はこれで終わりにします(笑)

 

 これから陽気もおだやかとなり、外出する機会も増えるかと思いますが、くれぐれも戸締りには気を付け、交通事故にも注意されますように!

 

 

HOME > 新着情報 > ★ポスたん・ポスみん だより 【2017年2月】