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2016.08.25
★ポスたん・ポスみん だより 【2016年8月】

 


 

 

 

 皆さんこんにちは。

 猛暑が続いたかと思えば、進路の読めない複数の台風が日本列島を席巻したりと変化の激しい今日この頃です。台風被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。

 

◆渦巻状のアレは意外に・・・?

 さて、私がこの夏もお世話になったのが蚊取線香です。今は電気式のものもありますが、やはりあの渦巻状のお線香から出る煙とほのかな香りが、より効果をもたらしそうです。

 なお、蚊取線香を使用する時は灰が散らばらないよう、ちゃんとした容器に入れ、最後は必ず火を消してくださいね。ちなみに、お線香の先数センチの箇所を折って消すといいですよ。

 この蚊取線香、古くからあるという感じがしますが、あの渦巻の形でお馴染みのものは、意外や意外、明治時代に入ってから登場したのだそうで、外国から除虫菊(シロバナムシヨケギク)という殺虫成分を含んだ植物が入ってきたことがきっかけだったとのことです(ということは、それ以前の時代を描いた時代劇にもしあったとしたら、それはおかしいね、ということになります)。

◆夏の季語「蚊遣り火」

 それ以前は、蚊遣り火というものがあって、よもぎの葉やカヤの木、杉や松の葉などをくべて燻すようにして蚊を追い払っていたそうです。「蚊遣火」という夏の季語にもなっており、徒然草等にも記述があったりします。蚊を落とすとかでなく、「蚊遣り」という語感が風流な感じですが、さぞや煙かったことでしょうね(燃やし方にもよるのですかね)。

◆痒さの秘密

 ところで、蚊にさされたら痒くなりますよね。これは、蚊が血を吸うために、小顎先端にある鋸状の針で皮膚を刺す際、血を吸いだしやすくするために唾液で血を固まらないようにするのですが、この唾液がアレルギー反応を起こして痒くなるんだそうです。

◆痒くならないために

 自分で書いていて痒くなりますが、刺されて痒くなっても患部は掻かず、まずは水で洗って患部を清潔にして冷やすといいそうです。また、お薬もしっかりと塗りましょうね。

 蚊のシーズンはもう少し続くかと思います。痒いだけならともかく、伝染病の媒介をすることもあります(二年前、デング熱の国内感染が確認されたことは記憶に新しいかと思います)。事前に虫除けスプレーをかけておいたり、肌を露出しない服装をする等、対策を万全にしておくのがいいですね。

 

 それでは、あと少し夏を楽しんで、元気に秋を迎えましょう♪


 

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